大人の「低体重」
特定健診(俗に言うメタボ検診)の結果を聞きに、医者の所へ行く。
「どこも悪くないですね、低体重以外は。」と、あっさり言われる。 本人用と印字されている結果表の備考欄にも、しっかり「低体重」と書かれている。
学生時代の一時期を除いては、ほとんどずっとこんな体形だし、これでも筋肉が増えて少し太ったのだし、第一よく食べて(よく飲んで)いるのだし・・で、今さら何を気にするものでもない私がまっ先に思ったのは、「へぇ~大人にも『低体重』っていう言葉使うんだ!?」だった。
私にとって「低体重」と言えば、「低出生体重児」の略で、要するに生まれた時の体重が一般の平均よりも程度を超えて軽い赤ちゃんの呼び方だ。 だから、自分が低体重だと言われた瞬間、「へっ??」という感じで、一瞬何のことか判らなかった。
今まではずっと「るいそう」とか「痩せすぎ」という言い方をされてきたので、なんだかピンとこない。 似たような印象はこちらの「MEさん」も感じられた様子。 MEさんは「低体重」という言い方の方が優しく思いやりのある印象を持たれたみたいだ。 昔の職場で「低出生体重児=低体重児」をさんざん使っていた私は、急に自分が子供になってしまったかのようで、ちょっと妙な気分がする。
ちなみに、MEさんも記事の中で書いておられるが、痩せているとよく「羨ましい」とか「ぜいたくな悩みね」などと言われがちなのだが、本人にしてみれば決して自慢できるものではないし、人によってはコンプレックスの対象だったりもするので、そこら辺をよろしくご理解いただきたく・・。
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コメント
リーボーさん、こんにちは。MEです。改めましてありがとうございました。
一応ビジネスブログ…そして「コトバ再発見」というテーマがあるので、気持ちを書き切れないこともあります。でも同意してくださる方の存在を知ると、奮起しました!
まだこの記事しか読んでいませんが、おもしろそうですね。ちょくちょくおじゃましますので、どうぞよろしくお願いします。
投稿: ME | 2008.07.31 12:39
MEさん、御来訪いただきありがとうございます。
>・・気持ちを書き切れないこともあります。
あー、そうそう、ありますよね、それ。
本当に言いたいことは、実は書けないことの方が多いです。 インターネットというメディアの特性のせいもありますし、内容のせいの場合もありますし、自分の言葉の能力の問題でもあったりするのですが。(苦笑)
その上ビジネス・ブログとあれば、なおさらでしょうね。 お気持ちはお察しできます。
当方もまたそちらにお邪魔させていただきますので、MEさんも気楽においでいただければ嬉しいです。
私個人的には、「痩せすぎ」という言葉はどうも「痩せぎす」みたいに思えて、良いイメージが持てません。 ・・これも一種の偏見かなあ?
投稿: リーボー | 2008.07.31 20:52