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2008.09.26

嵐の後で

昨夜からずっと風がビュービューに吹いていて、おまけに雨まで叩きつけるような大荒れが続いていた。 夕方になってようやく静けさが戻ってきたので、気分転換を兼ねてウォーキングに出かける。 ほぼ一時間かけるが、最近はウォーキング+ランニングのような現状になっており、全体距離の半分近くは軽く走っている。 まあ、その時の気分や体調によってで、何かの縛りがあるわけでも無く、至って気楽なものだ。

雨雲の向こうから青空も覗いて、それが時間の経過に応じてだんだんと、走る私の頭の上まで移動して来る。 嵐の後で空気が澄んでいる上に、秋の空は高くて、まるで天井がずっと押し上げられたみたい。 いつもより酸素も多いような気がして、伸びをしたりストレッチをしたり。 トンビに見下ろされながらマイペースで楽しむ。

ついこの間までちょっと走ると汗が流れていたのに、気が付くと暑さも気にならなくなっている。 そろそろ9月も終わりだものなあ。

強い風でせっかく咲いた彼岸花が、茎の根元からことごとくぽっきり折れていた。 茎に比べて頭でっかちな花が裏目に出たようだ。 まだ命の勢いが感じられるものを何本か持って帰って、水上げをしてからテーブルに飾ってみた。 見る間に水を吸い上げて、しゃんと背筋を伸ばして何事も無かったかのように咲いている。 「頼もしい」というのはこういうことを指すか、と、ふと思った。 命は、儚くか弱いようでいて、それでいて、周囲を驚かすような勢いも持っていて、強い底力もあり、本当に不思議なものだと思う。 それを自分も与えられていることが、なんだか俄かには信じ難い気持でもあるのだけれど、でも、とりあえず今のところは生きているし・・。 今さらながらひとつだけ強く、確信のように感じるのは、「これはとてもじゃないが、人間が好き勝手に操れるようなものじゃないな」、ということだ。

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