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2008.11.26

砂金の一粒

入院中の義父は「そろそろ退院の日程を調整しましょう」という段になってまたまた体調を崩し、絶食と輸液の数日を経てようやく様子を見ながらの経口摂取が再開と、全てが振り出しに戻った感じでまた一から出直しである。 摂取量が増えて点滴が抜けたらリハビリの再開・・てな様子で続いてゆく訳で、はてさて年内に退院できるのかどうかも微妙になってきた感は否めない。

またもやのベッド上安静の為、認知障害の故に彼の思考回路は大暴走状態で、支離滅裂、幻覚・幻聴・幻視に勘違いも上乗せされて、日本語として体をなさないほど喋りまくっている。 どう見ても「躁」。 怖いなあ、危ないなあ。 まあ本当に体がしんどい時はぼんやり・むっつりしているので、それだけ余裕が出てきたということにもなるのか。

もちろん、彼の話の一割も多分私は理解出来ていないし、確認しようとしてもその時には既に話の内容が別のどこかにすっ飛んでしまっているから諦めるしかないのだけれど、とりあえず一生懸命に聞き手を全うする。 機関銃のような言葉の断片の中に埋もれているかもしれない、砂金の一粒のような彼の本音を探りながら。

家に戻ってきて、どっと疲れる。 物理的な疲労以上に「感覚」がくたびれているような不思議な自覚。 ・・ああコレ、昔の精神科実習の時の疲れにそっくりだ。 いきなり脳裏に♪人間なんてララ~ラ、ラララ、ラ~ラ・・がエンドレスに流れて苦笑い。 お風呂で温まって、とっとと寝よう。

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