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2009.01.29

天国化計画

このところなんとなく凹み気味なところへきて、昨夜は妙な相談が持ち込まれてノックアウト。 「やけに溜め息ついてるけど、大丈夫?」、と、指摘され、ありゃりゃそうだったか、と、初めて自覚する。 まあそんな時期もあるさ、と、自分に言い聞かせて、気分転換に「ふきのとう味噌」を作ることに。 これから雨がやって来るらしいので、フキノトウがびしょびしょになる前に収穫しておこうかと。

八丁味噌と信州味噌、酒と砂糖・・例によって適当に「こんなもんかな」で混ぜ、弱火で練り上げてゆく。 余計な事に気を散らさずに集中して、しゃもじを握る手だけをコトコトと動かし続ける単純さが、こんな気分の時にはなんだか嬉しい。 ちょっと味見をして調整し、最後に味醂と荒みじん切りにしたフキノトウを加え、余熱でがーっと混ぜたら、もう出来上がり。 今夜は小型の里芋を「衣担ぎ」にしてそこに添えるつもりだ。

料理に逃げ込む、なんて、料理に対して失礼な気もするので、あまりそんな風に思いたくはないが、結果として食べ物が出来上がり、それを口にしてちょっとした幸せを得られるならば、一石二鳥でおめでたい話かもしれない。 子供の頃に好きで良く見ていた「料理天国」というテレビ番組のオープニングで(年がバレますね)、芳村真理さんが「美味しいものと美味しいお酒があれば、この世は天国」と必ず言っていた姿を急に思い出したりもして。

昨日は久しぶりに好みのダークラムを買い込んだ。 友人がクリスマスプレゼントに贈ってくれた限定醸造のビール、気に入っていたので大事に3缶だけ残してある。 みんなまとめて今夜の「天国化計画」にひと肌脱いでいただこうかな。

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2009.01.26

いちゃもん

横綱の朝青龍さんが勝ったら勝ったで、「土俵上でのガッツポーズはいかがなものか」などと言いだす『お偉いさん』。

それって「品格がどうのこうの」ではなく、単なる「いちゃもん」にしか見えないんですけれど。要は、「自分たちの思い通りになってくれない力士は嫌い」っていうだけのことなのでは?

・・なんだか懐が狭い気がする。

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2009.01.24

エーン、怖かったよ。

岩井志麻子さんのどろどろと怖いエッセイのような小説のような文章を読んだ後、ちょっと『お口直し』にと内田春菊さんの本を手に取った。

表紙を開いたら、いきなりバラリと真黒い塊が本から落ちてきて、まるで黒髪を束ねてあるように見えたので、ひえぇぇ!!、と、声を出して床に本を落としてしまった。

しゃがみ込んでよくよく見れば、だらんと垂れ下がった黒いリボンの栞・・なのだが、数えてみたら12本もある。 なんじゃこりゃ?

一体誰がこんなデザインにしたのやら、と、呆れながら裏表紙を開くと、しかも、「カバーは、ホワイト・ブラック・ブラウン・ブロンドの4色あります。(本文の内容は同じです)」、だそうだ。 って、ことは、この本はブラックなんだな。

「装丁 野田凪」、とある。 ちょっとー、野田さん、本気で怖かったんですけど。 正直に書きますが、読んでいる時にかなり邪魔です、この栞たち。 この芸術性の意図は何処に?

  • 「愛だからいいのよ」 内田春菊著 講談社 初版2002年 1580円

思わず「愛ならいいのか?!」、と、八つ当たりしそうな程に、久々に怖かった。

横で笑っている『ますたあ』が、「一回読む毎に一本ずつ増えていったりしてね。」、と、茶化す。 やめてよ、トイレに行けなくなるから。

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2009.01.23

名前が分からない

お正月のお餅のお供に買った「きなこ」が余っていたので、そう言えばあんなお菓子があったような・・と、雰囲気だけで作ってみたら、案外いけたのでご紹介。

(名前が分からない)きなこのお菓子

  • きなこ        40g
  • 打ち粉用きなこ  少々
  • 蜂蜜         50g
  1. 耐熱素材でできたボウルに蜂蜜を入れて、電子レンジで40秒ほど加熱。 ぶくぶくすればオーケイ。
  2. 加熱した蜂蜜にきなこを加えて混ぜる。 ベタベタならきなこを足し、ボロボロなら蜂蜜を追加して、ひとつに纏められるように調整。
  3. 打ち粉用のきなこを広げた上で、きれいに洗った手で2のきなこ生地を直径2cm弱の棒状に整える。
  4. 包丁で乱切りにし、断面に打ち粉用のきなこをまぶし付けて出来上がり。

多分、水あめや黒蜜等を使っても出来そうな印象。 すぐに食べてしまうならきっと糖蜜を加熱しなくても大丈夫。 時間が経つと表面のきなこが湿ってお互いにくっついてしまうので、適宜きなこをまぶし直して。

昔どこかで食べたことがあるような、懐かしい味がしました。 きなこが余っていたら、どうぞ。

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2009.01.21

春待ちの日々

● 一番近い場所の『元郵便局』に設置されているATMが新しい機械になった。 やっとお札だけでなくコインも使えるようになって嬉しく思っているのだが、機械からコインをこちらに渡す際には、コイン取扱い口(ぐち)の蓋が全開になって、全部の指を突っ込んで一度にガバッと取り出させて貰えるのに、こちらがコインを使って預け入れしようとする際には、何故か貯金箱のようなコイン一枚分穴のある蓋が降りて来て、一枚ずつしか入れられなくされてしまう。 下三桁の「890円」とかを百円玉と十円玉とで払って、お財布を軽くしようなどとうっかり目論むと、実際はATMで結構面倒な気分に。 あの貯金箱みたいな「降りてくる蓋」の意味は何なのだろうか。 本当はコインを使って欲しくないという気持ちの表れなのか??

● 久しぶりに最寄りの鉄道駅(単線の私鉄の終着駅)に行ってみたら、駅前の寂れた様子に愕然とする。 「寂れた」と言うよりも「うらぶれた」という印象。 「ヤバイなあ・・」と「感覚の言葉」しか思い浮かべられない自分にも、ちょっとがっかりする。 何をどうすればよいのやら。 もしかすると、何とかしようとジタバタしたら余計に傷口が広がる構図のものなのかも?、と、本気で心配。

● 今年になって初めての「菜の花の辛子和え」。 「蕗のとうの天ぷら」に続いて食卓の上に春待ちの料理が顔を出すようになってきた。 2~3℃気温が高いだけでも、ビールの美味しさが格段にアップする・・ような気がする。

● 「春は苦もの」。 「冬は鍋もの」じゃなくて何だっけ?、と聞かれて思わず大笑い。 ある意味、そっちでも正解だな。

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2009.01.20

気配

昨日から少し花粉が飛んでいる気がする。

そろそろだな、と、警戒。

・・ぐっすん。

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2009.01.19

ふきのとう

成人式の日、庭の斜面でフキノトウが顔を出したのを見つけた。 ぱっと見ただけで複数認識できたが、今年の個体は例年になく小じんまりしており、「寒さの中でも元気よく出てきた」と言うよりは「本人達としても不本意で寒そう」にしか見えなかったので、摘んで食べる気になれず、なんとなくそのまんま見逃していた。

それから約一週間が経過し、部屋のガラス窓から覗いてもポコポコと数を増やしているのが見えたので行ってみると、ちゃんと大型のものも顔を出し、生命力の勢いのようなものもしっかり感じられるようになったので、「それでは・・」と、ありがたく頂戴することに。

上に積もった枯葉を掻き分けて、顔を出している薄緑色のフキノトウを根元からスパッと切って小さなボウルに集める。 蕗の香りがその辺に漂って、ここだけ一足先に春に包まれたみたいだ。

やっぱり初物はシンプルな天ぷらに。 さっと衣をくぐらせて短時間で揚げる。 天つゆではなく塩だけで、ぱくり。 さくっとした歯ごたえの後でほんのりと上品な苦みが来て、最後に香りがふんわりと。 こういうものの美味しさが分かるようになったことを思うと、「大人になって良かったな。」なんて考える。 単純。 悩んでいる若い人に、「生きていると分かってくることもたくさんありますから、大丈夫ですよ。」のお節介も言いたくなってしまう。 頭や心の中だけで堂々巡りしているだけでは理解できない、『極めて単純な身体の感覚』をバカにしてはいけないような気がする。

まだ『小寒』なことを思えばまだまだ寒い日もある筈で・・もうちょっとの辛抱かな。 フキノトウに分けてもらった力、大事にしたい。

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2009.01.16

安静

昨日の朝、友人からメールが届いていて、腹痛があるが受診すべきかどうかを相談された。 既に痛みのピークは数日前に過ぎたとのことだが、どうも「消化器系」というよりも「婦人科系」なんじゃないかという印象を受けたので尋ねてみると、今まで一度も婦人科検診を受けたことが無いと言う。 「もうすぐ私達も更年期を迎えることだし、ここらで一度婦人科を受診しておいても損はないのでは。」、と、提案しておいた。

夕方、その後どうなったかを尋ねてみたら、どうやら見事な『卵巣のう腫』が育っていたらしく、その場で施設の整った病院に回され、入院と緊急手術を勧められたが、子供が間もなく受験なのでそれが終わるまではなんとか・・、と、医師を説得してやっと家に戻って来た所だとのこと。 「ウワー、受診してくれて良かった!」と思う一方で、手術を延期してきたことへの不安が募る。 ご存知かもしれないが、卵巣のう腫は大きく育つと体内で捻じれて卵巣への血液供給が寸断されたり破裂を起こしたりして、そうなれば有無を言わせず緊急手術の適応だ。 もうその段階に達してしまっているのかどうか、彼女の話からは判らなかったが、勧められたということは「遠からず」の状況なのだろう。

「いつ爆発してもおかしくないから、家に帰っても安静にしてろって。」・・彼女からのメールはあっけらかんとしている。 「医者からちゃんと説明されたと思うけど家事をサボってしっかり休むように」返信を送ったら、手術になるかもしれないとのことから一日飲まず食わずの状況で、子供の塾の送り迎えから買い物などで夕方から走り回ってクタクタとのことで、聞いてしまった私の方が青くなった。

「あのねえ、『安静』の意味、分ってる?」 「えっ、だってそんなに痛くないんだよ。 痛み止めも要らないくらい。」 「そういうことじゃなくてさ、医者に『安静にしてろ』って言われたら、つまりは『ごはんとトイレとシャワー以外は黙って寝ていろ』っていうこととイコールなんだよ。」 「えっ、そうなんだ。 そんな怖いことだったの?」 「破裂したら即手術になっちゃうんだから、破裂しないように気をつけなきゃ家に帰って来た意味がないじゃない。 主婦だから寝てばかりいられないのは判るけど、できるだけサボってじっとしてなさい! そんなわけだから、誰かにサポートを要請すべきだと思うけど、当てはある? 無かったら手伝いに行こうか?」 ここまで来て漸く彼女も事の重大さを認識し始めたらしい。 結局はお母様に頼むことにして、子供の受験日当日のことはご主人の協力を仰ぐことに。

「ちゃんと家族に協力してもらわないと、あなた一人で抱え込める状況じゃないんだからね。 そうしないと大変なことになっちゃうよ。」なんて、軽く脅しておいた。 緊急入院・緊急手術の準備を各セクションで整える病院現場のジタバタは想像に易しいけれど、「安静」と伝えただけで「何をしていいのか悪いのか、どこまでなら許されるのか」の認識がすれ違っていては、悪い結果を招きかねない。 患者の理解度をちゃんと評価できる「誰か」が、現場に居なかったことを残念に思った。

もっと言ってしまえば、とりあえず年に一度くらい婦人科の検診を受けて、自分には卵巣のう腫があると認識していれば、お子さんの受験のバタバタを避けて、落ち着いた時期に落ち着いて治療を受けられただろうに、と、思うと、それがもっと残念だ。 ・・まあ、今は何も言わずにおかなければ。 全部片付いて、受験も終わって進路も決まって、彼女も元気になって、それでも懲りていないようだったら、その時はちょっとだけ釘を刺しておこうかな。  

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2009.01.15

蜂蜜

蜂が作ったのではなくて蜂が集めたのに、蜂蜜という名詞になっているのは面白いな、と、書いていて気付いた。

年末に蜂蜜の詰め合わせをプレゼントで頂き、ちょうどジャムの在庫が切れたのをきっかけにして、3つの内のひとつの蓋を開けてみた。 蜂蜜、久しぶりだ。 手元にあればあったで美味しくいただくのだけれど、なければ無いで困らないのもまた本音で、わざわざの機会でもなければ自分ではあまり購入しない気がする。 手のひらに収まる8角形柱のがっしりした瓶。 ラベルもレトロなデザインでいい感じ。 3種類の中で唯一食べた経験の無い『菩提樹の花』というのを選んだ。

とりあえずそのまんまちょびっとスプーンの先でなめてみると、エキゾチックな香りがして珍しい。 しっかり香って、それがまたサッと消えて、蜂蜜特有の濃厚な甘さが来て、それがまたまたサッと消える。 香りも味も引け際が奇麗なのが、天然ものと人工ものの違いだと思う。

バタートーストに垂らしてみたら、『しばらく忘れていた味』に出会ってしまった気分で、「アー美味しい!」と、思わず声が出た。 プレーンヨーグルトに乗せてみたりホットミルクに入れてみたり、あれもこれもと一気に楽しんでいる。 スプーンの扱いを上手にしないとダラダラと切りなく垂れ続けてしまうのも、また美味しさの内。 だんだんコツを思い出してきた感じだ。

すぐに出来て勢いでガーっと食べるような食事も楽しいけれど、手間暇のかかったものをじっくり味わうと、心の奥のどこかがホッコリするのが判る。 最近は気温が低いのでうかうかしていると瓶の中で結晶化してしまいそうだ。 美味しい内にしっかりごちそうになろうと思っている。

たまには蜂蜜もいいな。

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2009.01.12

大根を炒める

大きな大根。 ほっこり煮ると甘くてさすが冬の味。 ・・なのだが、煮物とサラダにはちょっと飽きてきたので目先を変えて。

牛肉と大根の炒め物  4人分くらい

  • 牛肉(薄切り、切り落とし、コマ等)   300g
  • 大根                     3分の1本~半本
  • 大根の葉                  適宜
  • 片栗粉                   大さじ1強
  • 胡麻油とサラダ油             適宜
  • 唐辛子                   1本
  • ニンニク                  1片
  • 酒                      大さじ2
  • 砂糖                     大さじ1
  • 醤油                     大さじ2
  • オイスターソース              大さじ1
  1. 牛肉はやや大きめの一口大に切る。 大根は厚めに皮を剥き、縦長の乱切りに。 大根の葉があれば洗って2cm幅に切る。 ニンニクはスライス。 唐辛子は適宜種を抜いて小口切り。
  2. フライパンにサラダ油を熱し大根を炒める。 表面に油がまわったら蓋をして中火で3分蒸し焼き。(表面にうっすら焦げ目がつくと良い。) 別皿に取りだす。
  3. 牛肉に片栗粉をまぶしつける。 改めてフライパンに胡麻油を熱してニンニクと唐辛子、牛肉をほぐすように炒める。 肉の色が変わったら、大根の葉を入れて軽く炒め、酒・砂糖・醤油の順に加えて味を絡める。 大根をフライパンに戻して炒め合わせ、オイスターソースを入れて全体に絡めて、出来上がり。

大根のコリコリした食感を楽しみたいので、あまり長時間蒸し焼きにしないように注意を。 オイスターソースが手元になければ、醤油を大さじ3弱に増量。 お好みで生姜や長ネギを追加しても。 炒め物なので牛肉は赤身肉で大丈夫。

煮ものより短時間で出来ますし、また違った大根の顔が楽しめます。 

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2009.01.09

「春」ねえ・・

雪が積もるかとの心配をよそに、結果として降り続いているのは冷たい雨。 ファンヒーターのスイッチを入れようとして、ふと本体に取り付けられている温度表示を見ると2℃で、「見なけりゃ良かった」、と、内心悔みながら身震いをした。 数字を読んでしまうと、急に寒さがリアルなものとなって押し寄せてくる。

介護保険の継続手続きで市の職員との面接調査があり、今の季節を尋ねられての義父の答えは「春」だった。 これは正しいのか、間違っているのか、他人事ながらに首を傾げる。 そりゃあ当然「冬」には違いないが、昔の人にとってお正月は「初春」だったりもする訳で・・。

ますます「ひょっとこ具合」に磨きがかかってきた父の言動には、どうリアクションをして良いものか一瞬迷うケースも多い。 転落防止用のベッド柵を触りながら、真顔で「この中には水が流れてるだろ。」などと当然のように話しだされると、突っ込むべきかスルーすべきか、正確な情報を伝えるべきか相槌だけ打つか、結構迷う。 このような迷いは、当然他の人との会話ではあまり出会わない代物なので、脳の普段使わない経路を刺激されているような気がして、おもしろくもあり疲れもし、だ。

寒い今の時期を通り越して何となく春の気配を感じた時の、あの心と身体の緊張がふっとほぐれて穏やかになる感じ、もしも父が日々の生活でその「春の感じ」に包まれて過ごせている結果が「春」という回答だったのなら、それはそれで悪いことじゃ無いのではないかな、と、思った。 それは、そうだったらいいな、という、希望的観測にすぎないけれど。

私は私で、しっとりと包みこんでくるような寒さに、今夜のメニューの予定を変更して鍋ものにしようか、迷っている。 それぞれの「冬」、それぞれの「春」。

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2009.01.07

寒中に感謝中

夕飯にお粥を炊く。 本来の「七草粥」は朝食に摂るべきものらしいが、朝と昼の食事はどことなくせわしなくて落ち着かないままにそそくさと済ませてしまうことが多いので、意識的に夜に回した。 じっくり炊いたお粥はじっくり食べないと勿体ないような気がして。

春の七草はスズナとスズシロ以外は恒例により庭で摘んだもの。 ハコベ(ラ)なんて積もった落ち葉の下で蔓延りながら、しっかりと小さな白い花を開いていたりしてびっくりだ。 この寒空の下、ものすごい生命力! すごいなあ。 ざっと湯通ししてざくざく刻み、軽く塩揉みしたスズナ・スズシロ(蕪と大根)と合わせ、もう一度塩を振って味を馴染ませておいた。

お正月の残りのお餅を焼いてお粥の下に忍ばせ、上に七草を乗せる。 真っ白の艶やかなお粥と鮮やかな緑のコントラストがとてもきれいで、箸を持ったまま暫し見入ってしまった。 質素な組み合わせなのにものすごく贅沢な気分になったそのギャップを、とても面白く自覚した。

お腹の膨れた封筒が友人から届いて、注意深く封を開けてみたら、手紙と一緒に、お湯に溶いただけで楽しめるココアミックスが二杯分。 御守りをもらったような気持ちになって、「バテたり疲れたりした時の薬に、しばらくとっておこう。」、と、思った。 きっとこの頓服は心にも効くに違いない。

自然からも力をもらい友人達からも支えてもらって、ありがたいなあ、と、つくづく思う。 温もりがはっきりと分かるから、寒い冬は苦手だけど嫌いじゃない。 

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2009.01.05

土鍋ジンギスカン

焼き肉用にカットされたラムのもも肉を買っておいたので、夕飯に食べようと思っていたのだが、思いの外寒い一日となり、やっぱり何か鍋物にメニュー変更しようか、と、作る段になって迷う。 結果としては、がっつりとラムを食べたい気持ちに押され、初志貫徹でラムを焼くことにして一度出してみた土鍋を箱にしまいながら、「待てよ。 これで作ってみようか・・」、と。

ご存知の通り羊肉が美味しくなくなる条件は二つある。 ひとつは加熱のし過ぎ、もうひとつは冷めることだ。 土鍋の肉厚の鍋肌を上手に使えば、余熱を活かして食卓調理みたいな具合に出来ないかな、そうすれば、なかなか冷めないし二重に好都合と目論む。

土鍋の底に薄くオイルを塗って、芯を残したまま一枚を4つぐらいにちぎったキャベツを3枚、人参5cm分をスライス、皮を剥いたジャガイモ一個分を5mm厚で、子房に分けたブナシメジ半株、それにこれでもかとたっぷりのモヤシとニラ。 水気を出させるために塩をひとつまみぱらぱら振って、重たい土鍋の蓋で抑え込むようにして蓋をし、弱火で15分程じっくり蒸し焼きに。 野菜に火が通ってじんわりと蒸気が上がったところで、一番上に軽く塩胡椒したラム肉を重ならないように広げて乗せ、もう一度蓋をして5分。 そのまんま食卓に運び、銘々皿で「焼き肉のたれ」やポン酢醤油、唐辛子などお好みで。

普段の焼き肉より焼き油が抑えられてあっさりと、また、蒸し焼きの特性か野菜とラムが一体化した感じで美味しく頂けた。 狙った通り、最後までそれなりの温かさで楽しめた上に、時間が経っても焼き過ぎの心配もなく、「よしよし!」の感じに。

羊肉が苦手だとおっしゃる方も多いけれど、ちゃんと料理したラムはそんじょそこらの和牛よりも美味しい食材だと、個人的には思う。 くどいようだが、コツは加熱しすぎないことと、加熱したらアツアツの内にすぐ食べること、の、二点。 どうぞそれだけを意識して。

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2009.01.04

今日まではお正月

今年は今日1月4日が日曜日だったので、個人的に「三が日」を過ぎても「今日までがお正月」にしようと、勝手に年末から決めていた。 一日かけておせち料理の片付け・・リメイクしたり、別メニューに化けさせたりして、冷蔵庫の中もやっとスッキリと片付き、気持ちの上で少し楽になる。

たった数日、それもお正月にしか食卓に上がらないようなメニューが続いただけなのに、この「もう充分に飽きた感」はいったい何なのだろう。 一品一品違うものであるにも拘らず、どれを食べても何故か「同じものを食べ続けているような感覚」を覚えるのは、本当に不思議だ。 これは何かに似ている、と、考えてみたら、やや長期の旅行で日本旅館に数泊した時のものだった。 旅館も『板さん』もメニューも違うのに、同じものが昨日も出されたような気持ち。 ・・だから、ラーメンとかマッ○とかスタ○とかで済ませてしまったりする、あの感覚だ。

まあ世界中のあらゆる地域の食生活を考えてみると、一年を通じて同じような物を食べている所の方が圧倒的に多かったりする訳で、贅沢極まりない感覚なのだろうとは思う。 ハレの日・ケの日(特別な行事食でごちそうを食べる日と、普段の食事の日)の区別が付かない程に、毎日がハレのような食事をしていることの証明みたいな気がして、「はい、申し訳ありません」とでも頭を下げたくなる。

一度贅沢を覚えてしまうと、レベルダウンするのは難しい。 贅沢からくる飽きの感覚を通して、こんな風に立ち位置を見直す経験も、また大事なことなのだろう。 やっぱりおせち料理作って良かったな。(苦笑)

さてさて、送っていただいたたくさんの年賀状を見て思った感想。

  1. 家族で写っている写真では、なぜか「ピースサイン」をしている人がほとんどだった。 子供さんだけならともかく、家族4人で4人とも「ピース」している光景には、ある種の感慨を覚えた。
  2. ご夫婦の場合、お子さんをもうける年齢がますます高齢化しているみたいだ。
  3. 子供の手が離れてきたご家庭のママが社会復帰している報告が、例年に無く多かった。 転職も然り。
  4. そろそろ友人達がみんなして健康のことを気にするような年代になってきたみたいだ。
  5. マイペースな奴は、結婚しても親になっても年をとっても、やっぱりマイペース。(←私自身を含む。)

明日から通常運転。 酒量もちょっと押さえなくては、だな・・。

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2009.01.02

新春ぼんやり大会実施中

あけましておめでとうございます。

快晴が続いてすっきりとした青空が気分良いですが、さすがに朝は冷え込みますね。 ・・それを言い訳にして「お正月だし。」なんて二重の言い訳をしつつ、しっかり寝坊しました。 寝過ぎたおかげでなんだか瞼が腫れてしまって重たいです、とほほ。 で、重たいからって目をつぶると、またうっかり眠くなったりしてね。 悪循環。

隣接のグランドもこのお正月は静かで、どこかで報道されているように、本当にみんな『巣ごもり』しているのかな・・?などと、思ったりしています。 それとも単に不景気なだけなのかな。 まあ理由はいろいろでしょうが、なにかとせかせかした世の中、たまにはこんな風にぼんやりと過ごすのも大事なことなのかもしれません。

今年もどうぞよろしくお願いします。

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