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2009.02.19

脱水

勝手に明言させてもらっている通り、私は昆布豆や五目豆といった、「あれ系」の味付けで大豆を煮た料理が苦手だ。 出されたら残すことはしないけれど、自らは選ばない。 だが、嫌いだからと避けてばかりいるのも癪な「へそ曲がり者」なので、たまに市販品を少量買ってきてみては、「やっぱり・・」を繰り返している。

過日、実家の母が老夫婦では食べきれないからと、乾物などをまとめて届けてくれた。 その中にいただきものだという大豆の水煮缶がたくさん入っていたのだ。 缶詰だから賞味期限はずっと先だが、苦手意識のある素材がストックヤードにずらりと並んでいる光景は、どうも精神的にプレッシャーで、できればなるべく早く片付けてしまいたい気分になってきた。

「たまにはやりますか」、と、覚悟をきめての昆布豆。

  気長に昆布豆

  • 大豆水煮缶     140g入りのものひと缶
  • 乾燥昆布       3cm分
  • 砂糖          大さじ4
  • 醤油          小さじ1
  • 水           適量
  1. 昆布はキッチンばさみ等で一辺7ミリ程度の正方形に切る。(煮て膨張した時に大豆と同じくらいの大きさになることを目指す気持で。) 直径15から20cm程度の小型の鍋に1cm位の深さに水を張り、切った昆布を浸して10分程放置。
  2. 昆布をふやかした鍋に、水切りした大豆の水煮を入れ、大豆の表面がしっかり水に隠れる程度に水を足す。 中火にかける。(蓋はしない。)
  3. 沸騰したら砂糖を一度に加え、とろ火に弱めて、蓋をせずそのまんまひたすら煮る。 途中でかきまぜる必要はない。 心配だったら時々鍋を揺する程度で十分。
  4. 一時間弱煮たら鍋の中を確認し、煮汁が少なくなって「水あめ」のようになるまで、鍋を揺すりながら煮詰める。 細かな泡がぶわーっと上がって来るので、時々鍋を火から遠ざけて煮汁の具合を確認すること。
  5. 仕上げに醤油を加えて、ひと煮立ちさせたら火から下ろす。 鍋に入れたまま室温まで冷ました後で器に移す。

大豆の水煮缶はそのままだとかなり軟らかいが、時間をかけて砂糖の高張液で炊いてゆくうちに、だんだんと余分な水分が抜けて、シコシコと歯ごたえのある大豆に戻ってゆく。 次の日以降になれば尚更で、そこが魅力。 大豆本来の味も濃縮されて、市販のものよりは数段美味しく出来るような気がするが・・まあ、「煮た大豆が好きでない者」のセリフなので、あまり説得力がないかもしれない。 (大豆好きな方がいらしたら、是非お試しいただいて、感想をお知らせください。) 少なくとも「煮た大豆が好きでない者」でも、美味しく食べられたことだけは保証します。

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コメント

市販の昆布豆などは妙に甘ったるくていまひとつですが、実家のは豆が固めでしょっぱくて好きです。なるほど、水煮缶の豆でも煮詰めれば良いのか。自分ではひじきの煮物に入れるくらいでした。

投稿: Mr.Spice | 2009.02.20 16:13

こんばんは、Mr.Spiceさん。
想像していた以上に大豆が引き締まる出来上がりで、
嬉しい誤算でした。
シコシコした大豆に仕上げるには圧力鍋を使うしかないものと思い込んでいたのですが、こっちなら簡単です。
まだ水煮缶がたくさんあるので、この機会にいろいろやってみようかと。(ついでに大豆の煮豆の苦手も克服できたらいいんですけど・・。)

やはり市販のものの味付けよりも、自分の好みに調整出来る方が嬉しいですね。

投稿: リーボー | 2009.02.20 21:00

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