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2009.03.03

春の雪

桃の節句は雪になってしまった。 お雛様も寒そう。

このところ常識を逸脱したペースで電話をかけてくる方があった。 病気だから仕方がないのは私も認めているが、だんだんとこちらに依存してきている状況が客観的に見て取れたので、距離を置いてもらうことにした。 介入の責任が取れない以上、安請け合いは長い目で見ると危険だと判断。

電話が途切れると静かだ。 雪のせいもあり、しんと静まっている感じがする。

昔から私は電話が得意ではない。 長電話となれば、余計に。 「相手の時間を自分が侵食している感」が、どうしても付き纏ってくる。 それに、話が長いということは、つまり、物事を要約出来ないこととイコールのように思えて、妙なストレスが溜まってしまうのである。 長電話するならちょっと無理をしてでも、実際に会って話す機会を作る方を選ぶ。 若しくは、相手の自由や時間を浸食しないで済む手紙やPCのメールにする。 ただ、この辺の感覚や受け取り方は、人によってだいぶ違いそうなので、事を難しくする場合もあるのだけれど。

突発的に来客があったり、疲れる会議に参加したり、意味不明に発熱してみたり、そして今日の雪と、「何がどう」というわけでもないのだが、何となく相変わらず落ち着かない。 もうしばらくはこんなペースが続きそうな予感がする。

昨日は風で飛んだ洗濯物に慌てて、庭の階段を一段踏み外した。 子供のように思いっきりコケて、地面に放り出される貴重な体験をした。 痛ててて・・と足首を抑えながら、ふと気付くと土の匂いがして、地面の温もりが頬に暖かい。 立ち上がって土を払いながら、誰にするでもなく照れ笑いのような苦笑い。 春の気配がすこし判ったような気がした。 土の庭で助かった。 おまけに誰にも見られなくて良かった。

青あざは冬の名残を集めたような色をしているな、と、思った。 せめて二桁の外気温が欲しいなあ。 

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