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2009.04.24

すいかの種

「すいかの種」についてちょこちょこと調べている内に、いくつか分かってきたことがある。 まず、「すいかの種」を食べることは中国ではとても一般的であるということ。 そして、驚くべきことに、種を採取するのに特化した品種まで存在しているということ、だ。 そんなに食べられていたのか、「すいかの種」。

まだ分からないのは、私の食べた月餅の材料に使われていたものが、未熟な種だったのか、熟した種の胚乳部分だったのか、ということ。 まあ折を見て少しずつ追いかけようと思う。

子供の頃は「種が面倒臭い」というだけの理由で、すいかがあまり好きではなかった。 誰から聞いたのか「種を飲み込むと盲腸炎になる」などという噂もあって、神経質に断面からほじってゆくのだが、子供は手先が不器用だし集中力も続かないから、余計に面倒臭く感じていたのだろう。 それでも取り残して口に入ってしまった種をガリッと噛んだ時の青臭い香りも、決して好きではなかったし。 一方、うちの『ますたあ』は「種ごと飲み込む派」の人で、表在している種はいくつか取り除くものの、かぷっとスプーンを入れたらそのまんま口に運び、全て飲み込んでしまう。 初めてそれを見た時には、とても驚かされた。 未だに見ているこちらには違和感があるので、なるべく見ないようにしてお互い黙々とすいかを食べる。(・・種を全て取り除こうと四苦八苦している人と、そのまんまカプカプ食べてしまう人とでは、自ずから食べ終わるまでの時間に大きな差ができる。 しかも、『ますたあ』はすいかが好物なので、あっという間に皮だけ白く残される経過は圧巻でさえある。)

先週スーパーでカットされた初物のすいかが売られていた。 早すぎる気がして、さすがに買う気にはなれなかった。 焦らなくても冷蔵庫をすいかに占領される時期は、ちゃんとやってくるだろう。 しかし、種をわざわざ単独で食べるとは、なあ。 美味しいのだろうか?

横浜に行って以来、ずっと胸の奥の方で考え続けていることがある。 正確にはその10日前くらいから、低レベルで持続的に。 まだはっきりしないし、言葉に置き換えることもできずにいる。 そのずーんと奥の方で何かが沈んでいる感じが、軽度の盲腸炎のイメージとどこかで重なっていて、なんだか全て「すいかの種」のせいにしてみたくなった。 とばっちりもいいところだ・・ごめんよ、「すいかの種。」

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コメント

すいかの種、僕も何かに入っていて食べた記憶がおぼろげに。そのときはちょっとびっくりしましたが、まあかぼちゃの種だって食べるし…とそれ以上は追求しませんでした。
子供の頃はすいか大好きでしたが、やっぱり僕もほとんど飲み込んでいましたね。だからいつもお腹が痛くなると「盲腸か?」とビビッていました。あと、へそからスイカが生えてこないかとか、汲み取りトイレからスイカは生えないのかとか、そんな心配をしつつ、それでも飲み込むスイカの種。
今ではスイカはあまり好きじゃないし、種も丁寧に全部とりながら食べます。めんどくさいです。

投稿: Mr.Spice | 2009.04.25 00:05

スイカの種はちょっと苦手です。
同じく盲腸炎になるとか、他の種にしても
「お腹から芽が出るよ」とか、幼いころに聞いたことは結構強烈でして。。。
リーボーさんの心にひっかかった種は、どんな芽を出すのかな・・・?
「マリンシャトル」懐かしいですね。

投稿: かおる | 2009.04.25 01:01

Mr.Spiceさん
そうそう、子供の時代はよくお腹が痛くなるんですよね。 「あのすいかか!」なんて急に怖くなったりして。

生のすいかの種はなかなか生命力があると見えて、コンポストからにょきにょき芽を出してくるんですよ。 初めて見つけた時は、一斉に同じ新芽がびっしり生えてきたので、何が起きたかと驚き怪しみました。(ということは、Mr.Spiceさんの汲み取りトイレからもそこそこ生えていた可能性が? でも、pHの関係で発芽できないかも??)

確かに今でも、美味しいんだけど面倒くささが先立って、私もあんまり好きとは言えません。 切り分けた時のてっぺんの一口をかじった時だけは「大好き」ですが・・あっ、これは単純にわがままというヤツですね。

投稿: リーボー | 2009.04.25 13:09

かおるさん
「お腹から芽が出る」という言い回しはなかなか鮮烈ですね・・それ怖いです。 恐怖マンガの題材にありそう!

私の心の奥から生えてくるものも、気合いで、ちゃんと空に向かって伸びるものにしたいと思っていますが・・。 自信はないですが、なんとかしなくては。 「気合いがあれば・・」という誰かさんのセリフを信じてみたい気持ですよ。

マリーンシャトルではいろいろとお騒がせしました。 なんだか他人事のような気がするのは何故でしょう。 若気の至りです。

投稿: リーボー | 2009.04.25 13:18

ウチの実家では母が庭でスイカを作ってますが、そもそものきっかけは、肥料がてら庭の畑に埋めたスイカの食べかすから発芽してきたのを育ててみたら、なんとなくスイカらしいものがなったからです。
最初はあまりうまく出来ず、食べてもイマイチでしたが、何年かするとそれなりにイケるのが出来るようになって、スイカって山梨でも出来るのかとびっくりしました。

投稿: Mr.Spice | 2009.04.26 00:29

発芽してきたのを育ててみる、というところが、農作業に対するまめさの象徴というか、さすがと思う部分です。 私の場合は「育ててみる」発想はなくて、まず「これは食べられる芽なのか」でした。 とほほ。

水切れの良い畑ならば案外どこでも育つらしい、と、聞いたことがありますが、実が甘くなるころを見計らうようにカラスや野生動物が狙いに来るらしくて、その対策が大変らしいですよ。

さすがは山梨、フルーツ王国って感じですね。

投稿: リーボー | 2009.04.26 13:54

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