« 地震 | トップページ | 夜が来て。 »

2009.08.12

地震の後片付け

東名高速道路が分断されていても、「世の中のお盆休み」はやって来る。 とりあえず道路が混んで身動きが取れなくなる前に、と、町へ出て買い出しを済ませ、父のお世話になっている施設へ顔を出す。

地震の後、元気でいるとの報告を電話で受けていたので、心配はしていなかったが、いざ施設内に足を踏み入れてみると、地震の足跡がたくさん残されていて、思っていたよりも影響は大きそうだ。 何箇所か壊れた所もあるらしく、業者の方が電動ドリルを動かしている音が響いたり、工務店さん?が壁を見て回っていたり、普段見慣れない業者の方々の姿が。

父は個室に入居しているが、タンスの引き出しがとっ散らかったらしく、床に落ちたものを大きな段ボール箱に入れ、とりあえず居住領域を確保したといった感じで、ベッドと個室内トイレ周りだけは整えられていた。 床を掃除し、歪んだものを直し、箱の中身を確認しながら元の場所へ戻してゆく。 父の「身の回りの品」は必要最小限にとどめてあるので、それでも片付けは楽な方だと思われるが、なにせ物が捨てられないお年寄り達の事・・スタッフの手も回らない部屋がまだまだあるに違いない。

床や机・テレビなど平面の上には、壁材なのか何なのか粉のようなものが積もっていて、揺れの大きさを物語っていた。 私は地震の後を片付けたのは今回が初めてなので、いちいち興味深く思うことが多い。 ベランダに置いてあるエアコンの室外機の位置がずれていたり、壁にかかっていたカレンダーが落ちていたり。

他のお元気な入居者の方々と立ち話をすると、お部屋によっては足の踏み場もないほど物が崩れ落ちたり、ベッドまで動いたりしたらしい。 話だけを伺うと私達の自宅よりも揺れが大きかったようにも聞こえ、改めて怖くなる。 でも、怪我人はひとりも出なかったとのことで、「良かったですねー」 「本当に」と、会話できるありがたさをしみじみと味わった。

父も思っていた以上に落ち着いていて、と、言うか、時間の感覚が彼の中でずれているのかもしれないが、何事も無かったように「いつもの父」だった。 安心した。 一緒に午後のお茶を飲みながら、くだらないことで笑い合う、その時間がいつもよりも何倍かありがたいもののように感じられた。

|

« 地震 | トップページ | 夜が来て。 »

コメント

今朝もありましたね。
この後でかいのがこなければ良いのですが。

投稿: Mr.Spice | 2009.08.13 09:33

そうなんです、それが気になる!
朝の地震は違いましたが、お昼も夕方にも震度3くらいのが、同じ駿河湾の浅い所から起きているんですよ。

予知連絡会が何をおっしゃろうが、なんだか不気味なことには変わりがありません。

ユサッときてはビクッとする・・を繰り返しています。

投稿: リーボー | 2009.08.13 18:30

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 地震の後片付け:

« 地震 | トップページ | 夜が来て。 »