役者が揃ってきた
庭のギンモクセイが香っている。
開花のピーク時のような強い香りよりも、咲き初めにそこはかとなく漂ってくる今頃の方が、魅力的なように思う。
作業の手を止めて何度となく深呼吸してしまうが、その度に鼻の穴が全開になっているであろう姿を想像して、自分で自分に引く。
昨夜は毛布を出した。 夕ご飯にサンマの蒲焼。 兄が送ってくれた甘い「幸水」、友人からのはがきには桔梗の絵柄。 ポツリポツリと山栗も落ち始めた。 藪蚊に追いかけられているのも忘れて、真っ青な空と鰯雲に見とれる。
季節の変化はいつも潔くダイナミックだ。 日本でよかったなあ、と、思う。
9月は、自分にとってやっぱり特別な月。 髪を切って少しさっぱりした。
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