大晦日
強風が吹き荒れている。 朝から残されていたおせち数品目を作り上げて、お昼ご飯にとっとと「年越し蕎麦」も食べて、やっとほっとした所だ。
今年もいろんなことがあったなあ、と、思い出してみる。 振り返ってみると、(私にしてみれば)なかなかダイナミックな年だったのかもしれない。 置かれている環境はあまり変化が無かったけれど、内面的には大きく振れ動いた。 おかげで学んだことは「俯瞰の視点」。 この世に生を受けてから学んできたたくさんの事柄が、ひとつの本道に纏まろうとしてきている、その入り口が初めて見えてきた気がした。 ああ歳を重ねるとこんな風に考えることができるようになるものなんだな、という面白さ。 入り口がようやく見えてきたら、課題もますます山積なことも判り、苦笑交じりではあるが。
気がつけば、今年は一度も寝込むことが無かった。 これまた人生初なんじゃないだろうか。 「体のことを気にしなくていいという自由」をつくづくありがたく感じた。 (生まれつき健康に恵まれて体の丈夫な方には、あまりピンとこない表現かもしれないけれど。) やっとバランスのとり方を学習できたのだろうか。 それとも、たまたま上手くいっただけか? まっ、結果オーライってことで。
ガラス窓の外ではばたばたと洗濯物が暴れているのが見えるが、こうして陽だまりでキーを叩いていると冷たい風の存在を忘れる。 せめて、何かの大きな力に守られていることを忘れずに、いつも「ありがとう」の言葉をすぐそこにスタンバイしていたいと思う。
さて、ぼちぼち午後のお茶でも淹れて和みますか、ね・・。
●今年もたくさんの御来訪をいただき、どうもありがとうございました。 なんだか言えなかったことや書けなかったこと、表現できなかったことや伝えられなかったことが、たくさん置き去りにされてしまったような気もしていることを、この場を使ってお伝えしておきます。 どうぞ皆さまもよいお年をお迎えくださいませ。 リーボー
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