包容力
寒くなってからというもの、買い出しの前日の夕ご飯は「鍋もの」になっている。 冷蔵庫に残されている半端な食材が片っ端から一気に片付くのは、すっきりして気分が良い。 ついでにスカスカになった庫内をちょいちょいと簡単に掃除してから、買い出しに出かける。
初めから「○○鍋」と決めて材料を用意して作るのも、それはそれとして、とにかく片っ端から入れてゆくと、予想外のハーモニーが勝手に生まれていることもあって面白い。 食べてみてから「おっ!」と気付く意外性も、また美味しさの内なんじゃないかと思う。
そんな意外性もさることながら、なんでも受け入れてしまう「鍋もの」の包容力には脱帽。 ちょっと見習いたいなどと、鍋相手にうっかり思っている。
寒い時期の温かいものは、それだけでご馳走だ。 体にも、心にも。
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