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2010.01.09

でんのう牛乳

機会があって前を通ったので、JA三島函南の農産物直売所を覗いてきた。 店内ではこの時期でも青々としたブロッコリーや芽キャベツなどが豊富に並び、真っ赤なイチゴとの対比が眩しいくらいだった。 最後に冷蔵ケースを冷やかすと、見たことの無いパッケージの牛乳パックが目に付いた。

傍には手書きのポスターが貼られ、近くにある田方農業高校の生徒たちが育てている乳牛から商品化した牛乳との旨の説明書きが、マジックで手書きされている。 何から何まで手作りっぽくてなかなかイイ感じ。 200cc入りの小さな紙パックで、ひとつ80円。 ふと隣を見れば同じデザインを茶色で印字したコーヒー牛乳も。 迷ったがコーヒーで味を誤魔化されたら悔しいから、シンプルな普通の牛乳の方を選んだ。 細くて短いストローを一本付けてもらって、店の外の陽だまりで早速飲んでみることに。

びっくりした。 美味しい。 それも凄く美味しい。 この辺りでは「丹那牛乳」というかなり美味しい牛乳が手に入るのだが、その存在が霞んでしまうくらいのパワフルな味と香りだった。 学生さん達、あっぱれだ、素晴らしい! 流通や生産量のことを無視して味と値段のバランスだけを考えたら、このパックひとつ150円しても納得できるんじゃないだろうか。

美味しさに感激したので家に戻って早速調べてみたら、こちらに詳しい記事が書かれていた。 出会えたのは偶然のラッキーだったようだ。 覚えておこう。

牛乳の紙パックに学校の校章がデザインされているのもカッコ良かったけれど、ローマ字でDENNOと描かれていたのが「電脳」を彷彿させて、別の意味でカッコ良く見えた。 知っている人からすれば「でんのう」は田方農業高校の略の「田農」だとすぐ分かるのだろう。 ただ、分からないから違うものを結び付けて、余計にカッコ良く感じる面白さもあるのだと思った。

美味しいものと出会えた偶然に、ありがとう。 真面目に牛を育て牛乳を作ってくれた生徒さん達に、ありがとう。 ごちそうさま。 

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コメント

リーボーさん初めまして、寅の子文庫です。
生徒さんたち、田農牛乳の他にも大根やネギ、イモなどいろんな野菜をあの直売所に出しているんですね!田農生ってなかなか目立たないなど、頑張ってるなあー応援してあげなきゃって思い、あの記事を書きました。またこちらの日記へも寄らさせてください(^-^)/

投稿: 寅の子文庫 | 2010.01.10 09:45

寅の子文庫さん、いらっしゃいませ。

学校の存在だけは知っていたのですが、あまり身近には感じていなかったもので、牛乳の出来栄えに虚をつかれた思いがしました。 値段の安さばかりが競われている印象の昨今、「日本人もやればできるんじゃん!」みたいな嬉しさを感じ、また、それを高校生という若い世代がやってくれていることが頼もしかったです。 美味しさだけではなく、ついつい色々なことを考えてしまった牛乳でした。

また気が向いたらいつでも気軽にお越しください。
お待ちしています!

投稿: リーボー | 2010.01.10 13:12

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