キジと一緒に
やっと春が近づいた、と、実感できるような、久々のよく晴れた暖かい穏やかな日。
そろそろ干していた布団をしまおうとすると、庭の方で何やらでガサゴソ音がしている。 ふと窓の外に視線を向ければ、立派なオスのキジが一羽! 美しい玉虫色ブルーの羽をキラキラさせながら、足とくちばしで地面に積もった落ち葉をほじくり返して虫やミミズなどを食べている様子。 かなり大型の個体で肩幅も立派だ。 堂々とした風格に思わず見とれる。 時折ちらりとこちらを気にするが、だからといって避けるでもなく、あくまでもマイペースのお食事を楽しんでいるみたい。
あれだけの体を維持するには、結構な量を食べなくてはならないだろう。 寒かったから大変だったろうな、などと思いつつ、自分用にも熱い紅茶を淹れる。 紅茶とブラウニーで午後のお茶を楽しんでいる間にも、ずっと一定の間隔でガサゴソ音は聞こえ続けた。
妙な一体感を楽しませてもらった。
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