« 鳥だんご | トップページ | 雛飾り »

2010.02.15

絶対的なブランド

過日、『ますたあ』が叙勲なさった方のお祝いパーティに参加した。 帰りにお祝い返しというか、手土産というか、で、いくつかのお品をいただいてきたのだが、包みを開けてみると、記念品には金色の「菊の御紋」が貼り付けられているし、和菓子には個別包装の一個一個にまで、やはり御紋が印刷されている丁寧さだ。 思い出せば郵送で届けられたパーティーの案内状にも金色の御紋だったし、御本人のプロフィール紹介や式次第を小冊子にしたもの、当日の席次表、手提げ袋に至るまで、「菊の御紋」オンパレードである。

叙勲された方は陛下から勲章をいただいたのだから、賜ったお品に「菊の御紋」があるのは当然としても、その方へのお祝いのお返しにまで天皇家の御紋を使うのは、どうしてなんだろう。 その方の家紋が入れられているなら理解できるのだが。 お福分けのような意味合いなのだろうか。

確かに「菊の御紋」があるとありがたい気がするし、それがあるだけで価値が上がるような感覚も覚える。 調べてみれば、叙勲された方々の為のトータルプロデュースをやる会社まであるようで、それこそパーティーからお返しの品まで一手に引き受けてくれるらしく、そこにも当然ことごとく「菊の御紋」付き商品が扱われている様子。 ・・しかし、小洒落たナチュラルテイストの「卓上電波時計」に、わざわざ金色のプラスチック製の「菊の御紋」エンボスを貼り付けるとは、どうなんだろう。 複雑な気持ちで見ながら首を傾げていた。

「菊の御紋」がブランドのロゴデザインのように安く使われてしまうのは、なんだかちょっと残念な気がする。 あー、でも、「菊の御紋」や「宮内庁御用達」や、もっと言ってしまえば皇室の方々のご存在そのものが、日本人にとっての絶対的なブランドみたいなものなのかも知れないなあ、と、書きながら思いつつ・・。

 

|

« 鳥だんご | トップページ | 雛飾り »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 絶対的なブランド:

« 鳥だんご | トップページ | 雛飾り »