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2010.03.30

午後のひととき

庭に出没していたオスのキジは、お嫁さんを2羽も見つけることに成功したらしく、今日はぞろぞろと現れた。 オスに比べてメスの羽は茶色一色だけなので地味な上、地面と同化してしまい、うっかりすると見失う。 見事な迷彩柄だ。

片方の奥さまキジは警戒心が強いと見えて、常に首を伸ばしてきょろきょろと周囲を窺い、ブッシュからなかなか出てこないのに対し、もう片方は足取りも軽くサッシのすぐ傍まで近付いてくる。 キジにも性格がいろいろあるもんだな、と、興味深く見ていると、こちらが家の中で動こうが歩こうがお構いなし。 挙句の果てには、雪の解けた陽だまりにうずくまって、うつらうつら眠り始めた。

キジは瞳がぱっちりしていて普段は眼力があるので、逆に瞼を閉じるとすぐ分かる。 ほんの数秒の間に深く眠りに落ち、人間と同じようにコックリと首を揺らして、その反動に自分で驚いて一旦目覚めてから周囲を見渡し、安心してまた眠る、その繰り返し。 後の2羽はそう遠くない場所で、地面をつついてお食事中だ。

なんという平和な光景だろう、と、じーっと見ていた。 昨夜は雪のせいで寝不足だろうか。 みんな同じだ。 見ている私まで眠たくなってしまう。

30分くらいのんびりと過ごした後で、キジご一行様は並んでブッシュの中に消えていった。 見届けた私も「さて・・」と腰を上げて、午後のお茶を淹れることに。

雪解けに相応しい印象の、穏やかな午後だった。 予定外にぼんやり過ごしてしまったが、まあそんな日もあるわな。 春の贅沢ってことで。 

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