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2011.05.27

たまには一人旅 その3

水は飲んでいても、お腹は空く。 そろそろまともな食事をしておかなくては、と、思って時計を見るともう14時も近い。 町歩きのルートを考えて無駄を少なく、それに、時間をあまりとられないようにと、近くの「流響の里」という施設を覗いて見たら、2階に広いレストランがあったのでそこへ。 何はともあれ生ビールを頼んでクールダウンしながら、「朴葉味噌の定食」を。 旅館で使うようなパーソナルなコンロの上で朴の葉に乗せた味噌、上に乗せたたっぷりのマイタケ、長ネギ、豆腐などを焼き、混ぜながらいただく。  残念なことに朴葉の香りは少なめだったが、しょっぱい味噌の加減が汗をかいた身体に心地良い。 朴葉味噌に飛騨牛を追加した定食もあったけれど、風と水で清められたような気持ちだったので、精進っぽく軽めにした。 

秀逸だったのは添えられたお味噌汁で、「朴葉味噌」とは別の、赤味噌に近い味噌が使われており、凄く香り高いのだ。 お茶を運んできてくださった従業員のオネエサンを捕まえて尋ねてみると、「ちょっと奥で聞いてみます」と、引っ込んでしまった。 待つこと暫し、「『郡上味噌』だそうです。」 「この辺で手に入りますか?」 「お土産物屋さんにもあると思いますけれど、蔵元が近くなので時間があったら寄ってみたら良いですよ。」 私が持ち歩いていた地図に『この辺です』とボールペンで書き込んでもらった。 「『たまり』っていうのも造っていて、うちではお醤油代わりに煮物に使ったりもします。」 ほほぅー良いことを伺いました。

レストランの下、施設の一階はお土産物や地元産品を扱うお店になっていて、「食品サンプル作り体験」などもできるらしい。 明日帰る前にちゃんと覗いてみるのも良いかな、と、思いつつ、一周してみると、実は観光客相手の商売としてのみならず、地元の方々が普段の食事に使うようなパックに入った生肉や魚、八百屋代わりの野菜や惣菜なども並べられており、あれあれ??と少々驚く。 確かに町を歩きながら、「この辺りの人は普段どこで買い物をしているのかな」、と、心配になるくらいに、『普通の』お店が見当たらなかった。 ははあ、こんな風にミニスーパーマーケットも兼ねてしまうとは、なかなかすばらしいアイデアだと関心した。

有名な「明宝(めいほう)ハム」の他に「明方(めいがた)ハム」という良く似た商品が並べられており、そんなのもあるのか?!と、驚いたり。

お腹も落ち着いたところで、また町歩きの続き。 のんびりと丁寧に楽しみながら、途中で「郡上八幡博覧館」へ。 町の歴史や自然、生活、産業、文化など詳しく知ることができて、小学生の生活科見学にもってこいの感じ。 特別展スペースには、居た居た、お城で見たあの「働く雛人形たち」! 本当のタイトルは「雛人形の日常」だったようで、反物を織ったり縫ったり、掃除していたり、家族でくつろいでいたり、皆で踊っていたり、勉強していたり・・様々な「体(てい)」で作られた展示はユーモラスだ。 中にはパーティでワインを飲みながらステーキを食べているとか、翁が4体で麻雀卓を囲んでいるといった少々悪ふざけ気味のものまであって可笑しい。 なかなかぶっ飛んだアートしていた。

順路に沿って進むと一階では、15時から「郡上おどり」の実演があるとのことで、いすに座って見せてもらう。 浴衣姿の女性が二人、小さなステージで説明をしながら踊ってくれた。 なかなか艶っぽい。 今年の「郡上おどり」のスケジュールも、もう決定されているとのこと。 きっと今年も大勢の人で賑わうんだろうなあ。 (つづく) 

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