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2011.07.22

なにかと強烈

台風がのんびりと通過して、自家製梅干はまだ干せずに梅漬けのままだ。 梅酢にはすっかり赤紫蘇の色が移ってあまりにきれいなので、ちょっとへずって一足先に紅生姜を作ってみたら、これがまた凄い強烈な個性を発揮してしまい驚かされた。 生姜の味、梅酢の酸っぱさ、色、どれもこれも濃過ぎ! 市販品の感覚で使ってしまうと、本体の料理がどこかに行ってしまって、口の中が紅生姜だらけになる。 ・・でも、美味しいんだけど。 ちょびっと・ちょびっとずつ食べるのが良さそうだ。 市販品が薄過ぎるのか、それともこちらが濃過ぎるのか、基準を完全に失った。 何なんだか。

たかが梅酢でさえこのインパクトなのだから、この感じでゆくと、出来上がる梅干も相当強烈なものになるのか?、と、ちょっと不安がよぎる。 考えただけで口の中、ウォータリング。

そういえば牛丼に紅生姜という組み合わせもやっておかなきゃ、と、思い出し、肉屋さんで牛肉の切り落としを買う。 オージー・ビーフ。 包みながらご主人が冗談半分で笑いながら「豪州のだから安心でしょ?」などと鎌をかけてきたので、「やっぱり国産牛、売れませんか?」と聞いてみると、「全然ダメだね」だそう。 「日本の肉屋なのにさ、国産が心配なんて、もう、何のために肉屋やってんだか分かんなくなっちゃう。 ヤな時代ですねえ。」 なんだかしんみりした気分で肉を受け取った。

海江田大臣が掌に「忍」という漢字を書いて、国会で答弁していた(らしい)姿を、朝刊の写真で見た。 発言権を求めて挙手する度に、「忍」の字が見えていたとか。 同情しなくもないのだが、そういうものは人目につかない所に書いておいて欲しい。 高校野球の選手だって、キャップの裏側とかグラブの内側とかに書くでしょうが。 「僕、大変で苦しいの、でもがんばって我慢してるの、分かって分かって!」みたいで、逆に、引いた。 みんな子供っぽすぎやしないか。

最近の個人的ツボは、日産のテレビ・コマーシャルの「日村カンガルー」。 ある意味、本人よりも似ている。(・・って、いったいどういう日本語?) 

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2011.07.15

暑いですねえ

暑い日が続いている。 普通に生活しているだけでも疲れるのは、もう若くは無いという証拠なのだろうか。

父が高熱を出してまたまた入院。 この暑さで40℃の発熱というので、てっきり熱中症かと思ったら、どこかの感染症だった様子。 肺炎には至らずに済んだらしい。 抗生物質を使ってもらったらあれよあれよと元気になって、今回は非常に短期間で退院できそうだ。 もうあの歳になると検査したところではっきりした所見が出ることも無く、どこが痛いだの不快だという本人の自覚も無い若しくははっきりしないので、多分という憶測を駆使して対処してくださる医療チームには、本当に頭が下がる。

担当してくださった内科医曰く、「病院の近くのお年寄りも、熱を出して入院される方が今年はとっても多いんですよ。 みなさん参っちゃってるみたいですね。」 体温の調節ができなくなったり、脱水症から発熱したり、なんとなく体調を崩しているうちにウィルスや細菌をもらってしまったり、要は恒常性維持能力が落ちていたり、環境変化に対応できなかったりな訳で、歳をとるというのはそういうことなのだな、と、あれこれ考えさせられる。

そんな状況なので急遽入院になったは良いが、多床室はことごとく満室で、眺めもよく広く明るい個室を誂えられた父。 でも、どうせ部屋にトイレがあったって使えないし、食事だって食べることができないし、テレビも見たくないと言うし、しかも、タオルケットを頭まで被って寝ているし。 「せっかく個室に入れてもらったのに、宝の持ち腐れだねえ」と冷やかすと、「そうなの? ここ個室?」とそれすら判っていない。 なのにお金のことだけはとても気になるらしく、「高いの?」 笑い話で「と~っても高いよ~」と・・「払えなくなると困っちゃうから、早く良くなって退院してね。」などとプレッシャーをかけておいたのが、功を奏したか。 次に入院することになったら、またこの手を使ってみよう。 おまじないみたいだな。

なんだかんだと後回しになり、放って寝かされていた梅の塩漬けも、すっかり白梅酢が上がってそれらしい感じになっていた。 父のお見舞いのついでに赤紫蘇を入手してきて、(ひょんなことから農家さんにただで分けていただいたのだが、この話は機会があればまた後日にでも。)やっと紫蘇漬けにする。 子供の頃にアサガオの花を水の中で揉んで色水を作って遊んだが、赤紫蘇の作業がそれにちょっと似ていて楽しい。 ・・まさか私が自分で梅干を漬けるような生活をするとは、私自身も含めて、若い頃の一体誰が想像できただろうか?と考えたら、妙に可笑しくなってしまった。

人生なんて考えたってどうせ分からないものだ。 自分に出来る事は腐らずにやって、自分に出来ない事は希望を持って神様にお任せして、暑い日を過ごしてゆこうと思った。

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2011.07.09

ビールはいつも美味しい

● 山の下の集落の方から青梅をいただいた。 前以て要るかどうかを尋ねてくださったので、「2キロもいただければ充分です」と答えておいたのだが、多分あちらさんも困っていたのだろう、ずっしりと袋に詰められた梅は7キロ! さてどうしようかと暫し呆然。 改めて何か忘れている使い道は無いかネットで探るも、これといったものは見つからず。 2キロ使って梅シロップ第二弾を仕込み、2キロで青梅ジャムを煮て(いつも『謎の薬を煮ている魔女』を思い出すのは何故か。)、後の3キロはとりあえず塩漬けにする。 塩漬け分は梅干にするか、それとも白梅酢を採っておしまいにするか、梅の様子を見ながら結論を先送り。 なんだか家中で杏のような桃のような、梅の良い香りがふわ~っと漂っている。

● 父は頭の中の「一時記憶媒体」がいかれてしまっており、以前から話の途中で勝手に内容や文章の主語が、どこかにすっ飛んで入れ替わったりしていたが、最近では話し相手の私の主体すら設定が滅茶苦茶で、とんでもない名前でいきなり呼ばれたりする。 「ん??」と、一瞬こちらの思考も止まるが、そこで引っかかっていると先に進めないばかりでなく、ストレスも累積して増えてゆくので、気にせず聞き流す技を獲得。 父と話をしていると、自分が昨日も今日も、一時間前も今現在も、同じ『私』であるということが、奇跡のように思えてくる。 それって当たり前のようでいて、実は凄いことなんだな。

● 梅雨が明けたと言われたら、いきなりトップ・ギアのような夏の暑さに曝され、準備不十分で「やられた」という印象。 夕方まだ青色の残っている空を見上げてぼんやり風に当たっていたら、ちょうど半分の白い月がひんやり浮かんでいた。 あんな風に、暑さの中でもしらっとした雰囲気を醸し出せるような人になりたい、と、思った。

● 今日もビールが美味しかった。 もうそれだけで充分だ、私。

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2011.07.02

出来上がり

過日に漬け込んだ、例の「1キロ100円の青梅」の梅シロップ。

もうこれ以上は無いという状態まで、種と皺だらけの表皮がペタッと張り付いたので、漉してから加熱して仕上げた。 空のペットボトルに移し代えてみると、なんと1250ccもあって、慌てて追加の空きボトルを消毒する破目に。 以前商売用として漬けていた時には、例年1キロの青梅に対して700~800cc取っていたので、それに比べると3割増ほどになるのか。

だいたい梅の実のしわしわ具合が凄いし、以前は漬け終った後でも「梅の砂糖漬け」として食べられるような実がたくさんあったというのに、今回のはことごとく種と皮だけ状態だし。 うーん、一体何がどう違ったのだろうか。 思い出せば、漬けてから水分が上がり出すまでの短時間具合も勢いも、初体験のレベルだった。 実の違いなのか、それとも、気温の高さが幸いしたのだろうか? 結果オーライには間違いないが、よく分からないだけに再現性も期待できないのが、ちょっと残念。

加熱した鍋を洗い流すように水を入れて薄め、早速お味見。 とてもフレッシュな印象の梅ジュースができたようだ。 体の中に籠もっていた暑さが、すっと引いたような気がした。 暑気払いに楽しませてもらおう。

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