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2011.07.15

暑いですねえ

暑い日が続いている。 普通に生活しているだけでも疲れるのは、もう若くは無いという証拠なのだろうか。

父が高熱を出してまたまた入院。 この暑さで40℃の発熱というので、てっきり熱中症かと思ったら、どこかの感染症だった様子。 肺炎には至らずに済んだらしい。 抗生物質を使ってもらったらあれよあれよと元気になって、今回は非常に短期間で退院できそうだ。 もうあの歳になると検査したところではっきりした所見が出ることも無く、どこが痛いだの不快だという本人の自覚も無い若しくははっきりしないので、多分という憶測を駆使して対処してくださる医療チームには、本当に頭が下がる。

担当してくださった内科医曰く、「病院の近くのお年寄りも、熱を出して入院される方が今年はとっても多いんですよ。 みなさん参っちゃってるみたいですね。」 体温の調節ができなくなったり、脱水症から発熱したり、なんとなく体調を崩しているうちにウィルスや細菌をもらってしまったり、要は恒常性維持能力が落ちていたり、環境変化に対応できなかったりな訳で、歳をとるというのはそういうことなのだな、と、あれこれ考えさせられる。

そんな状況なので急遽入院になったは良いが、多床室はことごとく満室で、眺めもよく広く明るい個室を誂えられた父。 でも、どうせ部屋にトイレがあったって使えないし、食事だって食べることができないし、テレビも見たくないと言うし、しかも、タオルケットを頭まで被って寝ているし。 「せっかく個室に入れてもらったのに、宝の持ち腐れだねえ」と冷やかすと、「そうなの? ここ個室?」とそれすら判っていない。 なのにお金のことだけはとても気になるらしく、「高いの?」 笑い話で「と~っても高いよ~」と・・「払えなくなると困っちゃうから、早く良くなって退院してね。」などとプレッシャーをかけておいたのが、功を奏したか。 次に入院することになったら、またこの手を使ってみよう。 おまじないみたいだな。

なんだかんだと後回しになり、放って寝かされていた梅の塩漬けも、すっかり白梅酢が上がってそれらしい感じになっていた。 父のお見舞いのついでに赤紫蘇を入手してきて、(ひょんなことから農家さんにただで分けていただいたのだが、この話は機会があればまた後日にでも。)やっと紫蘇漬けにする。 子供の頃にアサガオの花を水の中で揉んで色水を作って遊んだが、赤紫蘇の作業がそれにちょっと似ていて楽しい。 ・・まさか私が自分で梅干を漬けるような生活をするとは、私自身も含めて、若い頃の一体誰が想像できただろうか?と考えたら、妙に可笑しくなってしまった。

人生なんて考えたってどうせ分からないものだ。 自分に出来る事は腐らずにやって、自分に出来ない事は希望を持って神様にお任せして、暑い日を過ごしてゆこうと思った。

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