薄皮を剥ぐように
そろそろ少しずつお仕事の話も書けるかな、どうかな?、みたいな感覚が、自分でも妙だ。 この歳になって、初めての関西に引越しして、毛色の違う仕事に就き、どうにかこうにか半年が過ぎた。 じたばたとしている間は『無駄な消耗』が多いから、家に帰ってきても、ご飯を作って食べて、お風呂に入るのが精一杯で、あっという間に眠くなってしまい、新聞も読めないような状況が続いていた。 ほんの少しずつではあるが、ようやく薄皮を剥ぐように、自分らしくいられる時間が作れるようになってきたところ。 歳をとると適応能力が落ちるのか、慣れるのに時間がかかって情けなくなるが、まあこれが今の実力なんだろう、と、諦めの気持ちで、やれやれと溜息が出る。
ブログにも「何を書いたらいいのか判らない」ような状況が続いて、もう更新できないんじゃないかと、自分で危惧していた。 こちらも少しずつ、少しずつ、と、いった感じで。
職場ではピアスが禁止されている。 暫く外したまま放っておいたら、穴が塞がりそうになってしまったのに気付き、慌てて夜の間だけ付けることにした。 情け無いことに、ピアスを付け外しする、そんなことすらできない状況だったのだ。(いや、本当に、このまんま呆けてしまうんじゃないかと自分が心配になるような状況で。 トイレは流し忘れるは、電気はつけっぱなしにするは・・で、『ますたあ』にずいぶん怒られたりして。) おかげでここ最近では、ピアスを付けると、条件反射のように、家に帰ってきたんだな、自分のための時間なんだな、と、思えるようになってきた。 一種のトリガーみたいなものか。
これだけ客観視できるようになってきたら、多分大丈夫。 答えの無い仕事なので、ストレスフルな職場であることは確かだが、嫌ではないし、おかげさまで私に求められている役割もある。 ・・それが社会にとって本当に必要なのかと問われると、そうでもないのかも知れないので、答えに困窮してしまうのだが。 この困窮している感じそのものが、今の私の仕事の象徴なのだろうと思う。 その内に、ちょっとずつ書けるようになるといいな。
久しぶりに晩酌を休んで、休肝日のシラフの夜8時。 日曜日の午後は仕事だが、明日の土曜日はお休みなので、晩酌に頼らなくてもリラックスできるのが嬉しい。 逆にこんな夜は、お風呂上りにビールを楽しむべきなのかも。 と、酒飲みの言い訳。
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